EOS R6 Mark IIIのカードを買う前に、「手持ちのSDを使えるのか」「CFexpressまで必要なのか」で迷っていませんか。この記事では、写真・SDで記録できる動画・RAW動画の違いから、必要なカード規格を判断できます。
2枚記録とオープンゲートを具体的に確認する
同じ原本を残したいのか、軽い編集用動画が欲しいのかで、記録設定が変わります。カード購入前に次の確認票を使ってください。
対象はCanon EOS R6 Mark IIIです。EOS R6やR6 Mark IIのカード情報をそのまま当てはめないでください。特定カードの実使用レビューではなく、Canon公式情報をもとにした購入前の選び方ガイドです。カード条件の再確認:2026年10月23日。
あなたの撮り方なら、ここから確認
- 写真が中心:手持ちSDが対応規格か、容量が足りるかを確認します。新しいカードが必要かは、連写後の待ち時間や撮影枚数も見て判断しましょう。本記事はSDでの連写性能を保証するものではありません。
- 動画を撮る:カメラで使う記録設定を決め、公式表の同じ行にあるカード条件を確認します。SDで記録できる設定なら、高価なCFexpressを先に買う必要があるとは限りません。
- RAW動画やSD不可の設定を使う:CFexpress Type Bを検討します。容量だけでなく、その設定に必要な書き込み条件も確認してください。
規格や速度の読み方が分からないときは、CFexpress Type Bの選び方から読むと、購入時の確認項目を整理できます。
スロットは「Type B 1枚+SD 1枚」
| スロット | 使うカード | 買い間違い防止 |
|---|---|---|
| 1 | CFexpress Type B | Type Aとは異なります |
| 2 | SD/SDHC/SDXC(UHS-I・UHS-II) | CFexpressを2枚入れる構成ではありません |
両方のスロットがあることと、すべての撮影設定で同じバックアップ記録ができることは別です。記録先やバックアップの設定は、使う撮影モードの公式説明も確認してください。
動画は「4Kかどうか」だけで選ばない
次はCanon公式仕様表からの抜粋です。同じ4Kでも記録形式と圧縮方式で条件が変わります。表にない設定やフレームレートに拡張して判断しないでください。
| 記録設定の例 | カード条件 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 標準RAW・29.97/25/24/23.98fps | CFexpress Type B・400MB/s以上の要求 | SDには記録できません |
| 軽量RAW・59.94/50fps | CFexpress Type B・400MB/s以上の要求 | 軽量RAWという名前だけで低速カードを選ばない |
| 軽量RAW・29.97/25/24/23.98fps | CFexpress Type B・200MB/s以上の要求 | 使うフレームレートの行を確認 |
| 4K DCI Fine/4K UHD Fine・XF-HEVC S YCC422 10bit・標準LGOP・59.94fps | SD U3で記録可能 | 4KすべてがCFexpress必須ではありません |
| 4K DCI Fine/4K UHD Fine・XF-AVC S YCC422 10bit・高画質Intra・59.94/50fps | SD不可 | 解像度だけを前の行と比較しない |
最終確認はCanon公式「主な仕様」の動画記録に必要なカード性能で行ってください。上の数値はカメラ側の要求です。商品の「最大書き込み速度」が上回るだけで、そのカードでの動作や長時間記録を保証できるわけではありません。
VPG400、容量、保証はこの順で確認
- 撮影設定に必要な性能:Canonは動画用カードとして、VPG400対応または動画記録画質に適応する書き込み・読み取り性能のものを案内しています。「VPG400しか使えない」と一律に考える必要はありません。
- 撮影から退避までの容量:写真なら自分の撮影枚数とファイルサイズ、動画なら使う設定の記録時間を確認します。256GBか512GBかを、解像度だけで決めないようにしましょう。
- 購入時の条件:完全な型番、容量、EOS R6 Mark IIIでの確認情報、保証窓口、新品/中古、送料をそろえて比較します。安い別容量や別世代に変わっていないかも確認してください。
購入前に、必要な品をこの順で決める
表は横にスクロールできます。
| 撮影と手持ちの条件 | 最初にすること | 購入費に含めるもの |
|---|---|---|
| 写真中心で、手持ちSDの容量・撮影後の待ち時間に困っていない | そのSDを使い続ける。CFexpressへの買替えを急がない | 追加カードを買わなければ0円 |
| 動画設定が公式表のSD対応行に一致する | 記録形式・圧縮方式・フレームレートをそろえ、指定の速度クラスを確認 | 不足する場合だけSDカード代+送料 |
| RAW動画など、公式表でSD不可となる動画設定を使う | CFexpress Type Bの型番・容量・その設定での対応を確認してから注文 | カード代+送料。取り込み機材が足りなければ、その費用も追加 |
| カードより先に、連写時や長時間撮影の電源が不足する | 手持ち電池の型番と撮影場所のコンセントを確認 | 予備電池とUSB電源の買い足し費用表で必要な品だけを数える |
注文前のメモは「EOS R6 Mark III/撮影設定/カードの型番と容量/取り込み方法」の4項目です。カード単価だけで比べると、使えない設定や追加リーダーの費用を見落とします。
特定の商品を買う前のチェックリスト
- 機種名が「EOS R6 Mark III」になっているか
- Type BとType Aを取り違えていないか
- 型番の末尾・容量・世代・単品/セットが一致しているか
- メーカーの確認情報が、使う撮影設定にも当てはまるか
- 返品条件・保証窓口・販売者を確認できるか
商品を選ぶときは、メーカーの対応表でEOS R6 Mark IIIと同じ容量を探してください。掲載がない商品を非対応とは断定できませんが、このページから対応確認済みとして購入を案内することもできません。記録設定まで確認できる候補が決まってから注文しましょう。
連写や長時間撮影は、電源条件も別に確認
カードを替えても、電池による機能制限は解消しません。Canonの電源動作表では、バッテリーグリップなしのR6 Mark III本体でLP-E6Pは機能制限なし、LP-E6NH/LP-E6Nは連続撮影速度低下・Wi-Fi使用不可・電池残量を使い切れないという制限があります。連写が遅いと感じたら、カードだけでなく電池の完全型番も確認しましょう。
長時間の撮影では、USB給電中も残量が減る場合があります。本体USB端子で給電する場合は、残量のある対応電池をカメラに入れる必要があります。カード容量の不足と電源不足を分けて準備してください。
- 予備LP-E6PとPD-E2を、移動撮影・定位置の撮影で選ぶ:買い足す必要と役割の違いを比較。
- USB給電中も電池が減るときの確認順:充電と給電、電源状態、表示を切り分ける。
追記確認:2026年9月25日。現行詳細ガイドは本体ファームウェアVer.1.1.0以上が前提です。根拠:Canon公式の電源動作表、USB充電・給電手順。ここでの電源案内は、個別カードの適合確認に代わるものではありません。
撮影したカードをPCへ取り込むときは
写真や動画をPCへ移す方法は、カメラをUSBケーブルでつなぐ方法と、カードを取り出してリーダーで読む方法に分かれます。買い足す前に、R6 Mark IIIのUSB接続設定・Wi-Fi接続・コピーするフォルダの確認順を確認してください。設定を直すだけで手持ちの接続方法を使える場合があります。
Type BとSDの両方を日常的に取り込むなら、NX-MFB1SEとPG05.5を、書き込み防止・付属ケーブル・購入条件で比較できます。こちらはWindows 11のPC取り込み用途の比較です。リーダーで読める規格であることは、個別カードがR6 Mark IIIの撮影モードに適合する証明ではありません。
取り込み後も、保存先とファイルが開くことを点検し、別の保存先にも退避できるまで元カードのデータを消さないでください。追記確認:2026年9月30日。根拠:Canon公式「パソコンへの画像取り込み」。
よくある疑問
SDだけで始めてもいい?
対応規格のSDを利用できます。ただし、必要な連写の使い勝手や動画設定を満たせるかは別に確認します。特にSD不可の動画モードはCFexpressが必要です。
他のカメラで使っていたカードは?
対応規格・必要性能を確認し、保存データを退避したうえで、公式案内に従って本機で初期化します。初期化すると保存内容が消えます。
ほかのCanon機も同じ条件?
機種によってスロットや記録条件は異なります。CFexpress Type B対応カメラ一覧のCanon欄で、自分の機種を確認してください。
次に読む
確認した公式情報
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。本記事に個別商品の購入リンクはありません。Amazonのアソシエイトとして、Camera Gear Lab 編集部は適格販売により収入を得ています。


コメント