EOS R5 Mark IIにCFexpressとSDを入れていても、「同じ原本が2枚に残る」「軽い編集用動画が残る」「容量が尽きたら切り換える」は違う設定です。2枚目を買う前に、残したいものを決めましょう。
原本を二重保存したいなら「同一書き込み」、編集用の軽い動画を残すなら「カード1メイン/カード2 Proxy」を検討します。ただし、同一書き込みはSDにも記録できる動画設定が前提です。SDXCを買えば8K RAWの原本を二重化できる、という意味ではありません。
カード自動切り換えでは、動画は満杯になった時点でいったん終了します。切れ目なく2枚へ撮り続けられる機能として計画しないでください。
対象はCanon EOS R5 Mark II。初代EOS R5やR5 C、R6 Mark IIIとは区別します。公式マニュアルに基づく記録構成の選び方で、実使用レビュー・個別商品の推薦ではありません。確認日:2026年9月13日。
- 同じ画質の原本 → 同一書き込み。SD側の要求カード性能も確認。
- 軽い再生・編集用動画 → メイン+Proxy。原本のコピーとは区別。
- 満杯になった後の続き → 自動切り換え。動画は停止後、撮影を再開。
写真と動画を別カードへ分けたい場合は、静止画/動画振り分けという別の設定です。
CFexpressとSDの役割を分ける
カード1はCFexpress Type B(CFexpress 2.0・VPG400対応)、カード2はUHS-II対応のSD系スロットです。公式仕様の記録メディアを基準にします。Type Aや旧CompactFlashを同じものとして選ばないでください。
表は横にスクロールできます。表へフォーカスして左右キーでも移動できます。
| 目的・設定 | カードに残るもの | 買う前の注意 |
|---|---|---|
| 原本を2枚へ:同一書き込み | 同じ動画をカード1と2へ | SD/SDHCは不可。SDXCでも動画設定ごとの対応が必要 |
| 編集を軽く:メイン+Proxy | カード1にメイン、カード2に軽量動画 | 100fps以上はProxy不可。原本と同画質のバックアップではない |
| 容量を順に使う:自動切り換え | 指定カードが満杯になった後、撮影再開時にもう一方へ | 満杯で撮影はいったん終了。無停止のリレーではない |
根拠:公式マニュアル「記録・再生するカードを選択する」。カードを2枚挿しただけでは目的の記録方法になりません。
8K RAWの原本は、SDXCにも複製できる?
公式の要求カード性能表では、8K RAWのSD欄は対象外です。高速なSDXCを追加しても、RAWの原本をSDへ同一書き込みする用途には使えません。「原本2枚」が必須なら、先にSDにも対応する記録形式へ変えられるかを判断します。画質設定を維持したい場合は、撮影後に別媒体へコピーする運用などと分けて計画します。
同じ「4K」でも、Fine/Normal、圧縮方式、フレームレートで必要なSD性能は変わります。たとえば4K-DCI Fine/4K-UHD Fine、XF-AVC S YCC420 8bit、標準Long GOP、29.97fpsの公式SD要求はU3です。これを4Kの全設定へ広げず、購入予定のカードで使う設定の行を照合します。公式仕様「要求カード性能」。
RAWと一緒にProxyを残す意味
RAWメインのProxyは、公式表ではXF-AVC S YCC420 8bit・2048×1080となります。8K RAW原本そのものではなく、扱いやすい別の動画です。RAW素材を残す目的なら、Proxyがあるから原本を消してよいとは考えないでください。
キヤノンはRAW動画のカメラ内再生で温度が上昇し、自動停止する場合があるとして、2枚のカードでProxyも作り、カード2側を再生する方法を案内しています。メイン記録形式とProxy動画記録。これは撮影中の温度停止を防ぐ保証ではありません。
Proxy運用の購入前チェック
- 撮影フレームレートが100fps未満か。
- SD側は「メインと同じ画質」ではなく、Proxyの条件で容量を考えているか。
- メインとProxy、両方の記録可能アイコンを撮影前に確認できるか。
メインが止まればProxyも停止します。一方、Proxyの記録がエラーで止まってもメインは継続するため、メインが撮れているだけでは2枚目の正常記録を確認できません。
2枚目の容量は、同じサイズで揃えるべき?
同一書き込みでは、空き容量から決まる撮影可能時間が短いカードに合わせて考えます。CFexpressが大きくても、小容量のSDXCが先に満杯になれば続けられません。Proxyではデータ量が異なるので、同じ公称容量のセットを買うこと自体は目的になりません。
買う前に「一回で何分撮るか」「途中交換できるか」「原本の二重化かProxyか」をメモし、手持ちカードの空き容量を確認します。枚数を増やすより、必要な記録を成立させる組み合わせが先です。
楽天・Amazonで探すときの確認メモ
CFexpressとSDXCのセット名だけでは、予定する動画設定の動作は判断できません。まず公式仕様で要求を決め、各商品の完全型番・容量をメーカーの動作確認表と照合します。その後、楽天とAmazonで同じ規格・同じ容量・同じセット数・新品中古・送料・販売元・保証を比較します。
本記事は記録構成を決めるガイドのため、未確認のカードセットや単品の購入広告リンクは置いていません。ランキング順位や「8K対応」という販売ページの見出しだけで、R5 Mark IIの全設定に対応すると判断しないでください。
よくある疑問
静止画/動画振り分けを「する」にすれば二重保存になる?
動画をカード1、静止画をカード2へ分ける設定で、同じ原本を2枚へ書く設定とは異なります。この設定を有効にすると、静止画・動画それぞれの記録機能などが設定できなくなる点にも注意します。
写真でも同じ原本を2枚に残せる?
静止画の「同一書き込み」を選びます。ただし、どちらかが満杯なら撮影できなくなります。速いSDカードを使う案内も含め、公式の静止画記録設定を確認してください。
購入前に、ここまで確認できれば次へ進める
- 残したいのは原本・Proxy・容量の続きのどれか。
- メインの解像度・形式・圧縮・fpsが決まったか。
- 公式の要求カード性能表でSD欄も照合したか。
- 両カードの必要容量と販売条件を比較したか。
- 本番前に両カードで短いテスト撮影・再生を確認する予定か。
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編集:Camera Gear Lab 編集部。公式資料確認:2026年9月13日。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。本記事には個別商品の購入広告リンクはありません。


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