D850で使っているXQDカードを、CFexpressに買い替えるべきか迷っていますか。今のカードで容量も撮影も足りているなら、買い替える必要はありません。追加するなら、カードを注文する前にカメラ本体のソフトを確認しましょう。
D850は、本体ソフト「C」がVer.1.20以降ならCFexpress Type Bに対応します。ただし、Type Bなら全製品の動作を確認済み、という意味ではありません。
容量は、次にパソコンへ写真を取り込むまでの保存量で選びます。128GBに余裕を持って収まる人は128GB。128GBでは足りない場合は256GB、それでも足りない場合は512GBを比較してください。この記事では、カードメーカーがD850の静止画動作を確認した3製品を紹介します。
対象はNikon D850の静止画撮影です。長く連写し続けられる枚数や動画性能の比較ではありません。実機テストをした記事ではなく、公式資料と販売情報に基づく購入ガイドです。確認日:2026年9月15日。
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- 本体ソフトは対応済み? カメラの設定でCのバージョンを確認。
- 次に取り込むまで何GB使う? 普段の撮影フォルダーの大きさで容量を決める。
- パソコンへ取り込める? 手持ちのカードリーダーがCFexpress Type Bに対応するか確認。
カードを選んだら、PCへの取り込み口も確認
XQDからCFexpressへ替えても、手持ちリーダーが両方に対応するとは限りません。SD側に残した写真の取り込みも点検しましょう。
最初に、D850の本体ソフトを確認する
本体ソフトは「ファームウェア」とも呼ばれ、カメラの機能を動かすプログラムです。D850では、セットアップメニューの[ファームウェアバージョン]を開き、Cの数字を見ます。
CFexpress Type B対応が追加されたのはC:Ver.1.20です。確認時のニコン公式配布ページはVer.1.31を案内しています。更新が必要なら、同ページの準備物と手順を確認してください。古い版のまま新しいカードだけを買っても、対応機能は追加されません。
CFexpressは、従来XQDを入れていた側のスロットで使います。隣のSDスロットに入れるカードではありません。Type Aや旧CompactFlashも別規格です。カードの名前が似ているだけで選ばないようにしましょう。
カード代だけでなく、取り込みまでの追加費用を考える
表は横にスクロールできます。
| いまの状態 | 買い足しの判断 | 支払総額に含めるもの |
|---|---|---|
| XQDで容量も撮影も足り、PCへ取り込める | そのまま使う | 追加購入費0円 |
| CFexpressへ替えるが、手持ちリーダーもType B対応 | 必要な容量のカードだけを選ぶ | カード代+送料 |
| CFexpressへ替え、XQD専用リーダーしかない | まず手持ちUSBケーブルでD850から取り込めるか確認 | 直結で足りればカード代+送料。リーダーが必要ならその代金も加える |
| ソニーXQD G/Mも残し、新しいリーダーが必要 | MRW-G1と手持ちSD読み出し口の組み合わせを確認 | 必要なカード代+MRW-G1代+不足時だけSD用機材+送料 |
| Type BとSDへ移行済みで、USB-CのPCへまとめて取り込みたい | NX-MFB1SEの接続条件を確認 | 必要なカード代+リーダー代+送料。XQDはこの機器では読まない |
リーダーはカードをPCにつなぐ機器です。XQD用の機器を持っていても、CFexpress Type Bに対応していなければ買い足しが発生する場合があります。カードを注文する前に、この合計を予算と照合しましょう。
容量は「普段の1回ぶん」を基準に選ぶ
まずパソコンで、普段の撮影1回ぶんのフォルダーが何GBあるかを確認します。旅行などで数回ぶんを取り込めないなら、その合計を見積もります。
例:1回40GB使い、3回撮影してから取り込む → 合計120GB
128GBは表示容量に近すぎるため、この計画なら256GBに余裕を持たせるか、途中で取り込む段取りを考えます。
40GBは説明のための仮定で、D850の実測値ではありません。実際に使える領域は表示容量より小さく、撮影枚数や画質設定でも必要量が変わります。
容量を増やす理由は「保存できる撮影量を増やすこと」です。大きいカードに替えれば、必ず連写が速くなるわけではありません。連写中にカメラが一時的にデータをためる場所をバッファと呼びます。撮影が止まるまでの枚数は、カードだけでなく画質設定などにも左右されます。
写真用に比較する3候補
表は横にスクロールできます。表へフォーカスして左右キーでも移動できます。
| 向く使い方 | 完全型番・容量 | 選ぶ前に知ること |
|---|---|---|
| こまめに取り込み、容量を抑える | NX-B2SE128G・128GB | 小容量で足りる場合の候補。新品在庫と送料込み総額を確認 |
| 128GBでは取り込み前に足りない | NX-B3SE256G・256GB | 容量は128GBの2倍。連写性能が2倍になる意味ではない |
| 256GBでも撮影量が収まらない | NX-B3SE512G・512GB | 保存先のパソコンにも相応の空き容量が必要 |
互換性の根拠は、NextorageのB2SEの動作確認表とB3SEの動作確認表にある、D850の静止画欄です。ニコンの全製品保証や、全設定での無停止連写を意味しません。
128GBに余裕を持って収まるなら、小容量のNX-B2SE128Gも候補です。足りない場合だけ256GB・512GBへ進み、必要量を超えて増額する前に取り込む頻度も見直しましょう。
安さだけでなく、同じ購入条件かを比べる
楽天のボタンは同じ製品の店舗比較、Amazonのボタンは同じ容量の商品ページに進みます。型番末尾・容量・単品かセットか・新品中古・送料・販売元を揃えて比較してください。変動する価格は本文に固定していません。
128GBは販売ページでNX-B2SE128G/INEと表示されます。購入先ではNX-B2SE128G/INE・128GB・単品であることを確認してください。メーカー動作確認表ではNX-B2SE128Gと表記されています。
Amazonでは、容量を替えると販売元が変わることがあります。発送をAmazonが担当していても、メーカー直販とは限りません。Nextorageの商品説明には、Nextorage ダイレクト以外の転売品はメーカー保証対象外となる注意があります。販売元と保証の確認手順も参考にしてください。
必要量が128GBに収まる人へ:128GB
Nextorage NX-B2SE128G(CFexpress Type B)。D850はC:Ver.1.20以降、この記事の比較対象は静止画です。
128GBで必要量が収まる場合の候補です。在庫と購入可否は各購入先で確認してください。
128GBでは足りない人へ:256GB
Nextorage NX-B3SE256G(CFexpress Type B)。D850はC:Ver.1.20以降、この記事の比較対象は静止画です。
128GBで足りない人の候補です。手持ちカードで足りているなら、容量だけを理由に追加する必要はありません。
256GBでは足りない人へ:512GB
Nextorage NX-B3SE512G(CFexpress Type B)。D850はC:Ver.1.20以降、この記事の比較対象は静止画です。
256GBで足りない人の候補です。1枚に多く保存しても、別媒体へのバックアップは必要です。
商品画像:楽天の商品API。同じ製品の型番・容量・商品コードと照合。Supported by Rakuten Developers
XQD用リーダーを、そのまま使えるとは限らない
カードリーダーは、カードをパソコンにつないで写真を取り込む機器です。今のリーダーの説明書で「CFexpress Type B対応」を確認してください。XQD対応と書いてあるだけでは、CFexpress対応までは分かりません。
XQDも使い続けるなら、両方に対応する機器か、それぞれのリーダーを用意します。例えばソニーMRW-G1の公式仕様は、CFexpress Type BとソニーXQDのG/Mシリーズを分けて記載しています。「XQD全製品に対応」と広げず、自分のカードまで確認しましょう。ここでは特定のリーダーの購入を推薦していません。
2枚のカードを入れても、容量が足されるとは限らない
D850で同じ写真を2枚に残す[バックアップ記録]を使うと、どちらかのカードが満杯になった時点で撮影できなくなります。CFexpressだけを512GBにしても、SD側が先に満杯になるなら、その先まで撮り続けられません。
一方、[順次記録]は、最初のカードが満杯になった後にもう一方へ記録する設定です。同じ写真の二重保存ではありません。ニコン公式「2枚のメモリーカードに記録する」で、必要な保存方法を選んでください。この節は静止画の説明です。
よくある疑問
CFexpress 4.0を買えば、D850もその最高速度になる?
カードに書かれた最大速度を、D850での実測速度としては使えません。今回の3候補は容量と動作確認で選んでおり、速度の実測比較はしていません。
128GBは動画にも使える?
この記事は静止画向けです。動画では、容量別にメーカーの条件が付きます。撮りたい設定が決まってから、カメラの動画仕様とカードの対応表を別途照合してください。
購入後はすぐ本番で使ってよい?
本番前に、予定する設定で撮影し、取り込みと再生まで確認します。初期化が必要なら、カード内の必要なデータを別媒体へ保存したことを確認してから、製品とカメラの公式手順に従ってください。
ほかの機種を調べる方は対応カメラ一覧へ。規格から確認する方はCFexpress Type Bの選び方へ進めます。
編集:Camera Gear Lab 編集部。一次資料・販売情報の確認:2026年9月15日。メーカー資料の更新・販売状況は購入時に再確認してください。
追加費用の判断表・販売条件の案内を更新:2026年10月23日。カード候補の対応根拠は上記の容量別メーカー表を参照してください。


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