Z8の2枚記録は動画もバックアップ?写真と動画の保存先を分けて確認

Z8の写真と動画 / 2枚への残し方は別: バックアップ・順次・動画記録先 カメラ用メモリーカード

Z8で写真を2枚に同じように残すなら「バックアップ記録」です。動画は別の「動画記録先」で保存先を選びます。写真用の設定だけを変えて、動画も2枚へ同時保存されると考えないでください。

この記事は、Nikon Z8のCFexpress Type BカードとSDカードを使い、何をどちらへ残すか決めたい人向けです。カードを買い足す前に、写真と動画の設定を分けて確認しましょう。

同じRAW写真を2枚へ残したいなら、RAW+JPEGの分割では目的が違います。RAWは編集用の画像データ、JPEGはカメラ内で仕上げた画像です。JPEGだけ残っても、同じRAWデータの予備にはなりません。

本稿は実機レビューや個別カードの推薦ではありません。参照したZ8活用ガイドはカメラの内部ソフトウェアであるファームウェアVer.3.10を前提としています。お使いのバージョンとメニュー表示を確認してください。

撮影前の分岐

  1. 写真を同じ内容で2枚に残す → バックアップ記録。
  2. 写真の保存量を2枚で分担する → 順次記録。二重保存ではありません。
  3. 編集用とすぐ使う画像を分ける → RAW+JPEG分割など。画質設定も照合。
  4. 動画を撮る → 写真設定から離れ、動画記録先と残り時間を確認。

まず主スロットを決める

Z8にはCFexpress/XQD用とSD用のスロットが1つずつあります。CFexpressを2枚入れる構成ではありません。カードを入れ替えるときは、アクセスランプの消灯を確認してから電源を切ります。公式のカード装着・取り出し手順。

静止画撮影メニューの「主スロットの選択」では、CFexpress/XQD側かSD側かを選べます。たとえばCFexpressを主にすれば、RAW+JPEG分割時のRAWを残す側はCFexpressです。主スロットを逆にすると保存先も変わるため、カードの種類から思い込まないようにします。主スロットの公式説明。

写真の設定は、残したいファイルから選ぶ

順次記録では、主スロットのカードが満杯になると、副スロットへ記録先が切り替わります。空きのあるもう1枚へ続けて保存する設定で、同じ写真を2枚へ残す二重保存ではありません。

表は横にスクロールできます。表へフォーカスして左右キーでも移動できます。

Z8の写真用2枚記録を選ぶ
目的 設定の例 見落としたくない点
同じ写真の予備を残す バックアップ記録 2枚の容量を足して使う設定ではない
主カードが満杯になったら、もう1枚へ切り替えて撮り続ける 順次記録 同じ写真が両方へ残るわけではない
RAWとJPEGを分ける RAW+JPEG分割記録 通常のRAW+JPEG撮影で、主にRAW・副にJPEG。RAWの二重保存ではない

表のRAW+JPEG分割は、明るさの表現方法を選ぶ「階調モード」が標準のSDRで、RAWとJPEGを同時に保存する画質設定の例です。別の画質設定や合成撮影では記録のされ方が変わるため、詳細は「副スロットの機能」で照合してください。

順次記録以外では、片方が満杯になるとシャッターを切れなくなります。CFexpressだけを大容量にしても、SD側の残量不足は解消しません。カメラに表示される記録可能枚数と、両方の空き容量を確認しましょう。

動画は、選んだカードの残量がなくなると終了する

動画撮影メニューの「動画記録先」で保存先を選びます。各カードの記録可能な残り時間を見られますが、選んだカードの残量がなくなると撮影は自動終了します。写真の順次記録と同じつもりで、もう1枚へ自動的につながる計画を立てないでください。動画記録先の公式説明。

例:写真から動画へ切り替える前の確認メモ

  • 写真:同じ画像を2枚に残す設定になっているか。
  • 動画:保存先はどちらか。そこに予定した撮影分の残り時間があるか。
  • 取り込み:写真の両カードと動画の保存先を、別々に確認する。

これは編集部の確認例です。動画設定に必要なカード性能は別途確認し、SDへ変更すればすべての動画を撮れるとは考えないでください。

買い足す前に、手持ちの2枚で短く試す

必要なデータがあるカードを、この確認のために初期化しないでください。設定を確認したらテスト写真を撮り、両カードをそれぞれ読み込んで、期待したファイルがあるか調べます。動画も短いクリップで記録先を確認します。

分割記録なら「同じ枚数が見えた」だけで終わらず、RAWかJPEGかまで見ます。撮影後は、カメラ内の2枚だけに頼らず別の保存先へコピーし、開けることを確認しましょう。初期化前の手順はZ8の初期化と退避チェックにまとめています。

容量不足なら、足りない側から候補を比較する

CFexpressの容量不足と、SDの容量不足は分けます。両方に同じ写真を保存するなら、それぞれに必要量が入る計画を立てます。今の撮影条件と容量を手持ちカードが満たしていれば、買い足しは不要です。

新しく選ぶ場合は完全型番・容量・撮影用途への対応を確認し、楽天とAmazonで同じ新品・単品の条件を比べます。支払額、送料、販売元、保証を確認し、条件を満たす小容量も候補に残しましょう。

Z8の動作確認表からカード候補を絞る
Z8の256GBと512GBを比較する

確認クイズ:この設定で目的を満たす?

RAW+JPEG分割なら、RAWの予備もSDにある?

通常のRAW+JPEG撮影では、主スロットにRAW、副スロットにJPEGです。同じRAWを2枚へ残したい目的とは区別します。

写真をバックアップ記録にすれば、動画も同じ?

いいえ。動画記録先を別に確認します。写真の設定を動画の二重保存の保証にしないでください。

2枚記録なら、取り込み後すぐ初期化してよい?

必要なファイルのコピーと読み出し確認が先です。設定したつもりでも、期待したファイルが残っているとは限りません。

編集:Camera Gear Lab 編集部。一次資料確認:2026年9月19日。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。本記事に個別商品の購入広告リンクはありません。

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