GH7で長時間の動画を1台に保存したいなら、外付けSSDを候補にできます。ただし、同じ画質の動画を撮影中に2か所へ残したい場合は、SSDではなくカメラ内の2枚のカードを使う構成を確認してください。手持ちカードで足りているなら、SSDを買い足す必要はありません。
最初に、撮影メニューの動画設定と「予備の原本も同時に残したいか」を確認しましょう。SSDを使うと、カードへ同じ原本を同時保存する機能は使えません。さらに、1秒に60コマを超えて記録する設定などでは、別売の電源部品が必要です。SSD本体の価格だけで決めず、以下の3問で必要な構成を絞れます。
対象はミラーレスカメラPanasonic LUMIX DC-GH7です。CFexpress Type BとSDXCは、本体内に入れる記録カードの種類です。外付けSSDはUSBケーブルでつなぐ記録機器で、カードと同じ条件では使えません。GH6の制限をGH7へ流用せず、メーカー資料から購入前の確認点を整理しました。実機の使用レビューではありません。電源・バックアップの一次情報確認:2026年9月12日。SSDの接続・対応表と文章構成の再確認:2026年10月14日。
3つの質問で、買う構成を決める
- 同じ画質の原本を2枚へ残す必要がある?
必要 → SSDへ即決せず、CFexpress+SDXCでバックアップ記録できる撮影設定を確認。 - SSDで60p超(1秒に60コマを超えて記録する設定)の撮影をする?
する → SSD代に、バッテリーの代わりに電源を取り込む部品(DCカプラー)・対応電源・必要なケーブルの費用を加える。 - 配線とSSDの固定を許容できる?
できる → 容量と対応型番を照合。できない → カメラ内カードを優先して検討。
この分岐は使い方から整理した編集上の判断です。撮影設定が手持ちカードで足りるなら、SSDを追加しない選択もあります。基本の規格が不明ならCFexpress Type Bの選び方へ戻れます。
SSDとカードの違いは、容量以外にある
横にスクロールできます。表へフォーカスして左右キーでも移動できます。
| 構成 | 向く条件 | 追加で確認すること |
|---|---|---|
| CFexpress Type B | 本体内に収め、外部配線を減らす | 記録形式・画質に適合するカード型番と容量 |
| CFexpress+SDXC | 対応する設定で原本を2枚に記録したい | SDへ記録できる設定か、双方の速度と容量が足りるか |
| 外付けSSD | 大きな撮影データを1つの媒体へ収めたい | 最大2TB、動作確認型番、電源・ケーブル・固定方法。カードとの原本二重化は不可 |
GH7の公式製品説明では、MOV形式の800Mbps記録(1秒あたりのデータ量を表す設定)にCFexpress Type BまたはUSB-SSDが必要と案内しています。各コマを独立して圧縮するALL-Intra方式をSDへ記録する場合は600Mbpsを選ぶ条件です。動画の圧縮方式の一つであるProResは解像度でも媒体条件が変わるため、600Mbpsという数字だけで全形式を判定しません。Panasonic公式の動画形式別説明で設定を照合してください。
4K120pをSSDへ記録したいなら、電源代も見積もる
詳細ガイドは、60.00pを超えるハイフレームレート動画(通常より多いコマ数で記録する動画)の画質、または60fpsを超えるVFR(撮影と再生のコマ数を変え、スロー・早回しにする機能)のSSD記録に、別売の電源取り込み部品、DCカプラーDMW-DCC18を指定しています。「GH7のSSDは60pまで」と一律に覚えるのも、「SSDさえあれば120pも同条件」と考えるのも不正確です。
DCカプラーDMW-DCC18の使用には、電源アダプターDMW-AC11、またはDC 9V/3A(27W)のUSB PDに対応した市販ACアダプターとUSB Type-Cケーブルが必要です。USB PDはUSB経由で電力を供給する規格で、ここでは9V/3Aという出力条件まで確認します。カメラ本体のUSB端子へSSDをつなぐ配線と、DCカプラーへの電源供給を分けて考えます。USBハブで給電とSSDをまとめる構成は、公式案内では使用しないよう指定されています。詳細ガイドのSSD制限/対応アクセサリーの電源条件。
買う前の総額メモ
SSD運用:SSD本体+必要な固定具+不足するケーブル+必要に応じたDMW-DCC18と対応電源
カード運用:用途に合うカード+必要なら取り込み用リーダー
これは費用項目の整理で、全員に全アクセサリーを買い足す提案ではありません。手持ち品が条件を満たすか先に確認してください。
「SSDとSDに同時に残る」の意味を分ける
同じ原本を2枚へ記録したい場合
SSD使用中はダブルスロット機能(2つのカード挿入口を組み合わせて記録する機能)を使えません。カードを2枚挿していても、SSDの原本を自動でもう1枚へバックアップする構成にはなりません。
カードで動画のバックアップ記録を行うならCFexpress+SDXCを使い、SDに記録可能なファイル方式・画質にする必要があります。SD/SDHCとCFexpressの組み合わせでは動画バックアップを使えません。片方の速度や容量が不足すると両方の動画記録が止まるため、余っている小容量SDを挿すだけでは足りません。詳細ガイド:ダブルスロット機能。
編集用の軽い動画を同時に作りたい場合
こちらはプロキシ記録です。SSDを有効にした場合、原本はSSD、プロキシはスロット2のSDXCに保存する運用ができます。軽量な編集用ファイルなので、原本と同画質のバックアップとしては扱いません。
撮影メニューの動画画質で「プロキシ可能」の表示を確認してください。次の設定・機能を使っている間は、プロキシ記録を使えません。
- 記録ファイル方式がMP4
- 解像度がC4K(横4096×縦2160画素)を超える動画画質
- 縦横比が4:3または3:2の動画画質
- 記録フレームレートが59.94iまたは50.00i(飛び越し走査)の動画画質
- ハイフレームレート動画用の画質(通常より多いコマ数で撮影する設定)
- HDMI RAWデータ出力(加工前の動画信号を端子から出す機能)
- ストリーミング(ライブ配信)
SSDと組み合わせるカードはスロット2のSDXCです。SD/SDHCカードとの組み合わせではプロキシ記録を使えません。詳細ガイド:プロキシ記録でも設定を照合できます。
SSDを選ぶ前の照合メモ
- 用途:撮影形式、解像度、記録フレームレート、VFR設定を書き出す。
- 容量と製品:USB Type-C対応、最大2TBまで。シリーズ名だけでなく、公式対応表の型番と容量を照合する。
- 電源:60p超の条件、使用するDCカプラーと給電仕様を確認する。
- データの残し方:原本二重化が必要なのか、プロキシで編集を軽くしたいのかを決める。
- 撮影準備:重要データを別の場所へ保存し、本機でフォーマット(撮影に使える状態へ初期化)。予定する設定で試し撮りする。フォーマットすると保存データは消去される。
Panasonicの動作確認一覧は全性能を保証する表ではありません。表の確認日と本記事の取得日も異なります。購入前は最新のページで再確認してください。
よくある疑問
4TB SSDを買い、2TB分だけ使えばよい?
公式条件は最大2TBまでの外付けSSDです。本記事では4TB製品の分割使用を代替案として案内しません。
撮影後はケーブルをそのまま抜ける?
[USB-SSD]を[OFF]にし、SSDのアイコンがカードのアイコンに変わったことを確認してから外します。書き込み中やSSDアイコン表示中にケーブル・電源を抜かないでください。公式の接続・取り外し手順に従います。
SSDなら熱による停止も避けられる?
保証できません。SSDへの記録でもカメラの温度上昇などで停止する場合があります。大容量を買うことと、予定した環境で撮影を続けられることは分けて確認します。
次の確認先
Panasonic機のスロット構成を確認する / カードの容量・書込性能・保証の選び方
本記事は特定SSDや電源商品のランキングではなく、購入する記録構成を決めるためのガイドです。型番を指定したDMW-DCC18はメーカーが示す動作条件で、単品購入を促す広告リンクは設けていません。
編集:Camera Gear Lab 編集部。電源・バックアップの一次情報確認:2026年9月12日。SSD接続・対応表と読みやすさの再確認:2026年10月14日。参照した詳細ガイド・公式対応表へのリンクは各説明に付記しています。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。本記事には個別商品の購入広告リンクはありません。
SSDの接続確認と、具体的な製品選びへ
手持ちのSSDが使えない場合は、買い替える前に接続手順を確認します。新しく用意する人は動画設定と保存量から選びましょう。


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