Nikon D850は、USBケーブルをカメラにつないでも本体内の電池を充電できません。電源を切って電池を取り出し、対応する外付け充電器で充電します。新しい純正電池EN-EL15cへ交換しても、D850にUSB充電機能が追加されるわけではありません。
パソコンに写真を取り込めることと、電池を充電できることは別です。「ケーブルを買い替えれば充電できるはず」と考える前に、電池の名前と手持ちの充電器を確認しましょう。
充電器がすでにあり、正常に充電できるなら追加購入は不要です。
1.電池の名前を、最後の文字まで読む
カメラの電源を切ってから電池を取り出し、ラベルの「EN-EL15」に続く文字を見ます。「a」「b」「c」、または末尾の文字がないものを区別してください。色や見た目が似ていても、使える充電器が同じとは限りません。
D850説明書の付属電池はEN-EL15aですが、ニコンはEN-EL15cが付属する場合もあると案内しています。中古で入手した本体や買い足した電池では、別の型番が入っていることもあります。ここではニコン純正電池を対象とし、「EN-EL15互換」と書かれた他社電池へ条件をそのまま当てはめません。
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| 手持ちの純正電池 | コンセント用MH-25a | USB電源を使うMH-34 |
|---|---|---|
| EN-EL15(末尾なし)/EN-EL15a | 充電できる | 充電できない |
| EN-EL15b/EN-EL15c | 充電できる | 対応電源とケーブルを用意すれば充電できる |
MH-25aとMH-34は、どちらも電池を取り出してセットする充電器です。MH-34を使う場合も、USBケーブルを差す先はD850本体ではなく充電器になります。
2.付属のMH-25aで充電する
- 充電器の電源プラグを家庭用コンセントにつなぎます。
- 電池の向きを確かめて、充電器へセットします。
- 「CHARGE」ランプの点滅で充電中、点灯で完了を確認します。
- 完了したらコンセントから抜き、電池を取り外します。
D850説明書では、残量のないEN-EL15aのフル充電は約2時間35分です。電池の状態や使用条件で変わる目安で、撮影できる枚数や充電速度を当サイトで測った値ではありません。
3.ランプが速く点滅したら、買い替え前に確認する
MH-25aのCHARGEランプが1秒間に約8回という速さで点滅する場合、説明書は電池のセットミスや指定温度外での使用を確認するよう案内しています。電源プラグを抜いて電池を外し、向きと使用温度を確かめます。充電器の使用温度は0〜40℃です。
確認しても同じ状態が続く場合は、充電を中止し、充電器と電池を販売店またはニコンサービス機関へ相談してください。この点滅だけで電池と充電器のどちらが故障したかは断定できません。膨らみ・漏れ・異臭などがある電池は使い続けず、再充電を試さないでください。
USB-C充電へ変えたい人は、電池も含めて考える
MH-34なら、取り出したEN-EL15b/EN-EL15cをUSB電源で充電できます。ただし、D850で使ってきたEN-EL15aは対象外です。手持ちがa型だけなら、充電器に加えて対応電池も必要になります。
USB-Cは端子の形です。形が合うだけで充電条件を満たすとは限りません。電源とケーブルを含めた選び方は、D850の充電器買い替え:古い電池を残すか、USB-Cへそろえるかにまとめています。
よくある疑問
USBにつないで写真を取り込めれば、充電もできている?
できていません。D850では写真の転送中にも電池残量へ注意します。2枚のカードから取り込むときの確認も併せて確認してください。
EN-EL15cを買えば、D850をUSBで充電できる?
できません。EN-EL15cはD850対応ですが、本体USB充電への対応はカメラ側にも必要です。D850では電池を取り出して充電します。
撮影中にコンセントから電気を送る方法と同じ?
別です。電池を充電することと、撮影中のカメラへ電気を送ることは分けて考えます。D850のAC電源には専用アダプターとパワーコネクターの組み合わせがあります。この記事のUSB充電器で撮影中のD850へ給電できるとは考えないでください。
一次資料
確認日:2026年10月29日。メーカー資料に基づく解説で、実機故障診断ではありません。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。本記事に商品購入の広告リンクはありません。


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