EOS R6 Mark IIIでLP-E6NH・LP-E6Nを使うことはできますが、Wi-Fiが使えず、連写の速さも下がります。前のカメラの電池を入れて機能が選べなくなったら、まず電池の末尾を確認してください。末尾のない「LP-E6」は使用できません。
ここでは、カメラ本体に電池を1個入れる場合を先に説明します。カメラ下部に取り付けて電池を増やす「バッテリーグリップ」を使う場合は、後半で別に確認します。根拠はキヤノンのR6 Mark III専用の電源対応表です。実機での連写測定ではありません。
LP-E6Pなら本体単体での電池による機能制限なし。LP-E6NH・LP-E6Nなら用途次第で手持ちを残せます。LP-E6なら使えないため、対応電池を用意します。
電池の「P」「NH」「N」を見分ける
外形が似ていても、R6 Mark IIIでできることは同じではありません。電源を切って電池を取り出し、表面の型番を最後まで読んでください。
表は横にスクロールできます。表へフォーカスして左右キーでも移動できます。
| 電池の型番 | R6 Mark IIIで使える? | 撮影前に知っておくこと |
|---|---|---|
| LP-E6P | 使える | 電池による機能制限なし。撮影時間や連写はほかの条件にも左右される |
| LP-E6NH/LP-E6N | 制限付きで使える | Wi-Fi不可、連写速度低下、残量を使い切れない |
| LP-E6 | 使えない | 同じ形だから使えるとは判断しない |
古い電池は、どんな撮り方なら残せる?
Wi-Fiを使わず、連写の速さにも困っていないなら、手持ちのLP-E6NH・LP-E6Nを予備として残す選択があります。実際に使う設定で、必要な時間の撮影ができるかを出発前に確かめましょう。
スマートフォンへWi-Fiで送る、速い連写を使う、といった予定があるならLP-E6Pを用意するほうが選びやすくなります。これは電池に起因する制限を避ける判断であり、どんな設定でも最高速や一定時間を保証するものではありません。
キヤノンはLP-E6NH・LP-E6Nでは電池の残量を使い切れないと案内しています。残量があるように見えても、LP-E6Pと同じだけ使えるとは見込まないでください。劣化や故障の診断と、機種側の制限は分けて考えます。
グリップを付けているなら、電池だけで判断しない
BG-R10では、LP-E6Pへ替えてもWi-Fiや連写の制限に加え、電池の残量を使い切れない制限も残ります。「新しい電池にしたのに直らない」ときは、電池を増やすグリップの型番も確認してください。
BG-R20にLP-E6Pを2個入れる組み合わせは、公式表で機能制限なしです。ただし、片方をLP-E6NH・LP-E6Nにすると、Wi-Fi・連写・残量の制限が付く組み合わせになります。LP-E6PにLP-E6NH・LP-E6Nを足すと、LP-E6Pを1個だけ入れたときより撮影可能枚数や動作時間が減る場合があります。LP-E6NH・LP-E6Nを含む2個の組み合わせでは、片方の残量がない、または少ないと撮影できなくなることもあります。片方に残量があるだけで撮れるとは見込まず、2個とも充電してから確かめてください。充電しても、Wi-Fiや連写の制限が解除されるわけではありません。BG-R10に電池を2個入れる場合も、片方の残量がない・少ないと撮影できなくなることがあります。BG-R20EPでは別にEthernet(有線LAN)の制限もあるため、使うグリップと電池の組み合わせの行を確認します。
撮影前に3つだけメモする
- 本体と予備電池の型番。グリップを使うなら、その型番と中の電池2個の型番・残量をそれぞれ書く。
- 当日使う機能。Wi-Fi送信や連写が必要かを書き出す。
- 実際の設定で試し、警告の有無と必要な撮影時間を確かめる。
使えない機能を選んだときの制限メッセージは、故障と決めつける前にこのメモと照合してください。充電や給電そのものができない場合は、USB接続での充電・給電の確認手順へ進みます。
室内で電池交換を減らしたい場合
予備電池を増やす以外に、コンセントから電気を送る方法があります。電池の代わりに入れるDR-E6Pを使うときは、対応する電源とケーブルを一式で考えます。DR-E6Pに必要な電源一式と、手持ちを使える条件を確認してください。
編集:Camera Gear Lab 編集部。一次資料確認:2026年10月11日。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。本記事に個別商品の購入広告リンクはありません。


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